中国行き(1)

3か月近く続いた出張の嵐もほぼ終盤で、この中国行き、連雲港で開催されるICICIC 2018である。数年ぶりに投稿したからいろいろ仕組みが変わっていたのだが、まぁ、長く続いている国際会議で主催者もちゃんと対応してくれる人たちだから、国際会議そのものはいい。いや、まだ始まってないが。

問題は飛行機予約である。後から青島着で3~4時間バスで移動という選択肢があることを知ったが、まぁ、連雲港にも飛行場はあるのでExpedia経由で予約した。先月米子に行く際もExpedia経由だった。ここ数年は基本的にどこの航空会社便でも当該航空会社のウェブサイトで直接予約するのだが、そもそも最適なルート+航空会社が何か分からない場合はExpediaを使うことがある。

  • 8月18日: 0:45 プーケット–> 5:30 Xiamen 12:20 –> 14:30 連雲港 (Xiamen Airline)
  • 8月22日: 15:10 連雲港–>15:55 南京 18:30 –> 00:50(+1) プーケット (中国東方航空)

当初の予定はこれである。ICICIC 2018での自分の発表は22日の11時からだが、会場から連雲港空港までは1時間以内なので問題ない。

はずだった。

昨日Expediaからメールが来た。ま、よくある最終ご案内メールである。が、驚きの変更がかかっていた。もちろん事前の連絡はない。

  • 8月22日: 15:10 連雲港–> 15:55 南京 (This flight returns to Nanjing, not Phuket. Change to be confirmed)

何だ、と・・・・。つまり、帰りの便が中継地の南京までで打ち切られているのである。チェックすると、最近中国東方航空は最近タイ行き便などでキャンセルが多いらしいというのは知っていたが、調べてみると、案の定、南京–>プーケット便がキャンセルになっていた。いや、キャンセルするのはいいが、そのままこちらの旅程が南京で打ち切りになっているのはちっともよくない。そもそも南京はいわゆるハブ空港ではないので、代替便がほとんどない(というか、そこから広州か上海にもう一度乗り継ぎさせるのが一番簡単)、というか、中国東方航空だから「キャンセルしたから、なしね」と調べもせずにバックレるパターンだろう。

いや、中国東方航空は下手するとLCCより安かったりするし、保有飛行機台数も多いのだが、遅延やキャンセルでトラブルが多い航空会社でもある。しかも、Expedia経由の予約なので、空港の窓口では「Expediaに言え、わしらは知らんもんね」的対応をされるのも目に見えている。この種の対応はどこの航空会社でもあって、だからここ数年、航空会社直接で予約しているわけだ。

なので、南京(もしくは当初の搭乗地である連雲港)に着いてから交渉するというパターンは絶対に取りたくない。そもそも中国なので、Expediaとまともに連絡が取れるかも定かでない。さらに最悪、空港で新規に当日チケットを買うというのがそもそも中国国内でできるかも分からない。

ということで、Expediaで変更なりクレーム処理をかけるなりすることになるが、これがまたひどい。まず変更をかけようとすると「こちら側の問題で変更ページに接続できません(と英語で書いてある)」とエラーが出る。おそらく上記変更がChange to be confirmed(変更は確定予定)ということで完全確定していないことが理由であると思われる。で、クレーム処理は、というと、結局のところ、この種のトラブルだと、自腹でアメリカの電話番号のサポートセンターに直接電話しろ、らしい。いや、最後の最後はそうするしかなかろうが、そもそも相当に深刻なこのトラブルでExpediaから変更通知・確認がそもそも何もないのはどうよ。

帰り便なので、中国に着いてからも多少の時間はある。それまでにさらにまともな変更がかかる可能性もないわけではないし(期待薄)、出発まではとにかく忙しかったので、普段持ち歩かないソフトバンク契約の日本の携帯電話(タイの携帯電話は海外使用契約を結んでいない)を持っていくことにして、ひとまず17日、仕事が終わってから空港へ向かったのだった。もちろんオリジナルの旅程表と変更がかかった旅程表の両方を印刷したが。

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