新しいキーボード

自室ではAsusのAiOシリーズの初期モデル(18インチで巨大タブレットのような感じ)を使っているのだが、マウスは安物有線(というか、安いPCを買ったときに付属品でついてきたやつだ)、キーボードはMicrosoftのBluetoothキーボード(U7R-00022)を使ってきた。 このMSのBTキーボードはけっこう使い勝手がよくて好きだったのだが、最近、どうも挙動がおかしい。電池を替えても治らないので、どうも蟻が入り込んだとかの理由で内部配線がおかしくなったようである。キートップを外して掃除してみても効果がない。 このキーボードそのものはたぶん2012年くらいに購入したもので、とっくに廃番である。ま、あってもタイでは購入できないが(日本語配列モデル)。 しょうがないので、キーボードを買うことにしたが、無線で小さいのがいい。Microsoftから後継的なモデル(US配列)が出ているのだが、タイの店頭にあったのは右側にタッチパッドがついているもの。なので、横幅が広い。まぁ、マウスなしにできると考えれば横幅の広さは許せるのだが、そもそも右手でタッチパッド使ったことなどないから、結局、マウスが欲しくなるのは目に見えている。ということで、安かったので、logicoolのMK240 nanoという無線キーボード&マウスというのを買ってきた(990THB)。安いと言っても日本なら2,300円程度で入手できるようだからけっこう割高なのだが。 Bluetoothではないので専用のUSBドングルが必要。ただ、ドングル一つでキーボードとマウスの両方に対応してくれるのはありがたい。サイズ的には少し大きめになるのだが、安物だからか十分軽く、打鍵の感じは安物だなぁと思うが許せないほどではない。どちらも単4乾電池2本要るので、運用コストが不明だが、初期の電池が切れたらリチウム充電乾電池を試してみる予定。 在住者にはけっこう有名な話なのだが、タイで一番厄介なのは蟻である。で、ノートPCも含めてキーボードが蟻にやられる、というのはありがち。実際、うちでも(管理が悪いと言われればそれまでだが)キーボードが不良を起こしたためにノートPCごと捨てたというのが既に3台ある(ま、どれも安いモデルとか、日本から持ってきたものだから諦めはつけやすかったが)。 ある程度長持ちしてくれればいいなぁ、と思う。

Amazon Fire HDが意外なほど使い勝手がいい

数ヵ月前、ちょうど日本に行く直前にAmazon.co.jpがFire HDのタイムセールで、8インチ(16GB)+10インチ(32GB)あわせて19,960円というセールをやっていた。確か5千円引き。というので買った。 Fire HDはいろいろコストを下げて作っているわけだが、タブレットの中では歴然と安い。2台買って2万円というのも中華タブレットですらあり得ないくらいの価格である。 普通に?Google Playも入れたのでWiFiタブレットとしては普通のAndroid機と同じである。もとが安いし、多少重めなので、ケースもスクリーン保護シートも使わない。そのまんま。 で、これが思った以上に使い勝手がいい。Fire HD 8は1200 x 800なので解像度は高くないが1024 x 600などに比べればずっとまし。Fire HD 10は1920 x 1080だから無問題。CPUのスペックが低いので時々引っかかりがないわけではないが、すべてをこのタブレットたちでやろうというわけではないから、これも問題ない。本(Kindle本または自炊PDF本)を読んでいると期待していたほどにはバッテリーが持たないなぁ、と思うが、複数台持っている強みで切り替えながら使うなら問題ない。 で、気が付くと家にいる時はHuawei Media Pad M3やSamsung 7inch タブレットを差し置いて、こちらを使っていることが多くなった。Fire HD 10は画面が大きい分、確かに本を読むのも楽である。またスピーカーが上下にあるので、YouTube閲覧等も向いている。Fire HD 8は中間的な機種だが、プラスチック筐体のためか、実際の重量と裏腹に、より軽いiPad miniなどより軽く感じる。 何より値段の安さから使うのが気楽なのである。別に安いからと言って手荒な扱いをしているわけではない(この点はSamsung 7 inchタブレットもそうなのだが)。早い話「使い倒して壊れたらまた買えばいいや」という発想になるのが楽、ということだ。Fire HD 8に対してiPad mini等、Fire HD 10に対してiPad Air2などをもともと持っているわけだが、気分としてFire HDの方が気軽だ。 実のところ、Kindle本を読むというのにしても他のAndroidやiPadでもできる。Amazon Primeの月額会員とかにはなっていないので、Fire HDを買ったらすごく得、というわけでもない。割引があったから買った、というだけなのだが、気楽というのがこれだけ大きな意味を持つとはあまり思っていなかった。    

Xiaomi mi Max 3

海外出張等の際は基本的に半年ほど前に買ったSamsungの7インチタブレットを使っている。これはサイズ的には大変よろしいのだが、いわゆる低価格機種で、スペック的にはかなり心もとない。ところが、スマートフォンがいまや6インチも珍しくなくなった状況で7インチタブレットという製品枠は事実上なくなったのであった。 ということで、7インチ系を探していたのだが、Huaweiから新たに出たものは価格もけっこう高い。そんなところに出てきたのがこのXiamiのmi Max 3だ。6.9インチと言ってもいわゆる18:9の画面比なので、本を読もうとすると上下が無駄になり、期待したほど読みやすくはない。まぁ、その分、筐体サイズは小さいのだが。 実のところ、既に古くなったXperia Z Ultraより筐体は小さい。で、0.5インチほど画面サイズは上がっている。Xperia Z Ultraは今でも決して悪い機種ではないというものの、さすがにスペック的には苦しくなりつつあるのに対して、mi Max 3は2018/8リリースの製品だから故障さえしなければ3年くらい使えるはずである。 これがタイだと9,900バーツである。4GB/64GBということを考えれば破格に安い。バンコクのPantip PlazaにXiaomiの直営店があるので、そこで買ったのだが、新しすぎる上にXiaomiはタイでもマイナーなので、画面保護スクリーンもケースも売っていないのであった。これらは幸い日本では既にAmazonで入手できるので、再来週に会う日本から来る知人に持ってきてもらう予定。 ということで、まだしっかりと使っているわけではないが、出先という限定で言えばこれだけ小さくスペック的にも優秀というのはやはりありがたい。